映画「セッション」死ぬ気でやる!
「セッション」を観た。
今年いちばん疲れた映画と言ってもいい。
噂の映画。
ドラマーを目指す若者と鬼のような指導者。
名優J・J・シモンズすごい。悪役と言っていいくらい。褒めることはしない。追い込んで追い込んで才能を引き出す。できないものへは容赦ない。
最後の9分19秒のセッションは緊張感あふれる鬼気迫るクライマックス。
人は人生終わりくらいまで追い込まれないと力を発揮しないのかもしれない。
最近は、ほめて伸ばす、なんて流行ってるみたいだけど、それではね。
生半可ならやめてしまえ、と言われてるような映画。
人はもうダメだという限界から相当までできるものなのだ。極限から生まれるもの。それを観た。
息をつめて最後の9分19秒のセッションを聴いた。
これでいいや。と思っていて、でもこれくらいしかなんでできないんだろう、なんて思ってる人に是非みてほしい。
あなたは、すべてを捨てる覚悟で、全身全霊で生きているだろうか?